事例紹介
鳥羽市立海の博物館 | 三重県
特別展「クジラはアートだ!」
PROGRAM1 海の企画展サポート
開催期間 | 海の博物館:2019年7月13日(土) ~ 2019年11月17日(日) 白浜海洋美術館:2019年12月7日(土) ~ 2020年3月22日(日) |
主催 | 公益財団法人 東海水産科学協会 |
開催場所 | 鳥羽市立海の博物館特別展示室・白浜海洋美術館常設展示室 |
入場者数 | 13,498人 |
企画展の内容・目的
- 日本人の重要なタンパク源であったクジラの漁獲方法やその歴史などについて、実際に使用された道具類や絵図類を使い、可視的に実施した。
- クジラ関連の祭礼の分布マップ慰霊のための石碑が全国に多数分布し、今も残ることをパネルや拓本などにより知ることで、古来人が海からの恵みを利用し、感謝と崇敬の念を持ち続けてきたこと実感してもらう機会とした。
- 歯、脂肪、ヒゲ、骨など肉以外の様々な部位を使った道具類・アート作品・信仰道具を多数展示し、貴重な水産資源を無駄なく利用することの重要性を学んでもらった。また食料や日用品の材料、願掛けの道具になるなど、海の生きものと人間の生活との多様な関わりが理解しやすくした。
- 日用品の材料となった身体の部位、クジラをとる漁具などを実際触ることができるようにし、クジラや海への興味が喚起されやすくした。
- 解説を聞く、クジラ料理を食べる、ものづくりをするなど多彩な付属事業によって、クジラの魅力や人との密接な関わりについて理解深め、海に親しむ心を育てる機会となった。