事例紹介
アドベンチャーワールド | 和歌山県
パンダが食べ残した竹で製作する「アオリイカ産卵床」
PROGRAM2 海の博物館活動サポート Aコース 博物館活動

実施期間 | 2023年6月14日~2024年3月31日 |
主催 | 株式会社アワーズ |
開催場所 | アドベンチャーワールド |
参加者数 | 400,061人 |



事業の内容・目的
- アドベンチャーワールドでは、循環型パークとして、紙・プラスチックの利用削減・アップサイクルなどの廃棄物「ゼロ」に取り組み、資源の循環、環境負荷低減に取り組んでいます。当パークで飼育しているジャイアントパンダは竹を主食としますが、気に入った竹しか食べないため与える量の2/3程度は廃棄となり年間約100tの竹を焼却処分してきました。2019年より「パンダバンブープロジェクト」としてパンダが食べない竹を有効資源として活用すべく、様々な活動に取り組んでまいりました。黒潮の大蛇行による海水温の変化で、アオリイカが産卵するための海藻類が育たない状況の中、パンダが食べ残した竹の枝葉部分を海底に沈めることで産卵床の役割を果たすことを目指しました。
- ・白浜の海の環境課題を知るきっかけをつくります
- ・白浜の海が抱える課題を自分ゴト化し、行動変容を促します
- ・地域の皆様と環境を回復させる取り組みを持続的に行うことで人と動物と自然の多様性・持続性に満ちた海を次世代に送り継ぎます